» 声なき君の答え

道具にとって
使われずに生かされる事と
いっそ壊されて眠る事と
どちらが、大事だと思いますか？

ってな事を、ぺいっとスノーに投下。
文章中の彼女は、言うまでも無く涙紗です。
スノーが持ってる草壁の四季刀は元々は涙紗のものです。
正しくは、涙紗が人間だった時に養子に貰われた草壁家の宝剣。
代々、女が受け継ぐ事になっているとされる刀なのですよ。
彼女が人間で無くなる前に、転生の魔女として虹華さんが預かったものなのです。
一振りでも売れば遊んで暮らせる位、値打ちのあるものでもあります(笑)
その四季に準じた力が篭ってる妖刀。
だから、魔力を持たない人には扱えないもの。

虹華も自分の中に還ってきたし、形見を渡すのと一緒に返そうとして
涙紗にいらない。と拒否られると。
涙紗は、もう自分は草壁じゃないし主になる資格は無い。
使われないのは道具にとって哀れな事だから、いっそ壊せと。
スノーは、自分はあくまで預かる身であって振るう立場では無い。
壊されるのは道具と道具を作った人にとって可哀相な事だから、壊せないと。
どっちが正しいんでしょうね。
わずかな希望に縋らせるくらいなら壊すべきなのか。
わずかな希望があると信じて生かすべきなのか。

まぁ、何はともあれ。
こういう設定(妖刀)とか、大好きな海月でした★
コメしにくい日記ばっかりでごめんなさいー(脱兎)