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背後霊、海月のブログ
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分かっていたんです。
残された時間が、残り僅かだと言う事を。

分かっているんです。
それを告げれば、決して今まで通りではいられない事を。

分かっていて、それでも
私は、あなたに伝えたい。
結末は私にも分からない。

本当は、とてもとても怖くて仕方がないんです。
どの答えが返ってきても、きっとあなたを傷つけてしまう。

…分かって、いるんです。
それでも、どうか知っておいて欲しいんです。


ちりちりと、痛む首筋に刻まれた刻印。

「…どうやら、私は明日を見ることは出来ないようです。」

諦めたくない。
けれど、分かってしまったんです。

―私は今日、100年の眠りについてしまう―

間に合えばいいと、願う。

せめて、神様がいるというならば
何度も何度も『私』を見捨てた神様がいるというならば
どうか、今日だけは奇跡を。
一度だけでも構わないんです。
だから、どうか伝えさせて欲しい。

そうすれば、100年の眠りも
きっと、甘んじて受け入れる事が出来るはずだから…

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» プロフィール
HN:
海月 海雪
HP:
性別:
女性
自己紹介:
ソレンティアで
マリンスノー、ユレウス、泣沢。
カレイドで
水恋、莉久
として生活を満喫しています。
見かけましたら、どうぞ仲良くしてくださいませ^^
背後霊は、腐女子とみせかけて雑食です。

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